メールフォームの研究

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メールフォーム研究のページでは、メールフォーム制作で気づいたこと、
お問い合せする方やお客さまから使い勝手にについてご指摘を受けたことなどをご紹介します。
みなさまのメールフォーム・お問い合せフォーム制作の参考になれば幸いです。
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研究1 電話番号の全角入力エラーの巻

お問い合せフォームの「送信」ボタンを押したときに、入力誤り(入力エラー)が表示されると、
お問い合わせを途中で諦めてしまう方もいます。
会社やお店のお客さまになっていただけるチャンスを逃すことになり、とてももったいないです。
なるべく入力エラーにならないよう、ユーザーに優しいメールフォームにすることが大事です。

そんな入力エラーのひとつに「電話番号は半角数字で入力してください」があります。
今回は、この電話番号の全角入力エラーについて考えてみました。


そもそも全角と半角とは何でしょう?

例)
半角 082-123-4567
全角 082−123−4567

このように全角文字が正方形1マスを占めるのに対して、半角文字は横幅がほぼ半分になっています。
「全角と半角」についてより詳しく知りたい方は、ウィキペディアのページをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/全角と半角

意外に全角と半角の違いをわからない方もいます。これはWeb制作者や担当者にとっては驚きの事実です。
違いの分からない方に「半角数字で入力してください」とエラー表示をしても、対応できずに困るだけです。


どうして電話番号は半角数字で入力しなければいけないのでしょうか?
全角だと電話をかけられない、ということはありません。

入力していただいたお名前、住所、電話番号などのお客さまの情報を住所録や販売管理ソフトに取り込んで管理することがあります。
これらのソフトは、電話番号が半角数字と決まっていることが多いです。
そのため、お問い合わせフォームの電話番号を半角数字にしなければいけないのです。

しかしながら、住所録や販売管理ソフトを使わないのに、メールフォーム制作者が気を利かしたり(つもり)で半角だけに制限をしている場合もあります。
さらに、制作者の「電話番号は半角」という思い込みだけで、意味も無く制限をしていることもあります。


どうしたらよいのでしょうか。。。
もし、お問い合わせ内容をメールで受けて、電話をかけるだけなら半角数字だけに制限する必要はありません。
お問い合わせを途中で諦めてしまう要因になるような制限はなくしましょう。

住所録などのソフトに取り込む場合は、ユーザーに優しい「全角→半角自動変換」という技術を使います。
お問い合わせフォームのプログラムで、全角数字を半角数字に自動変換します。
そんなに大げさな技術ではないので、このために制作費用が高くなることはありません。
同じようにFAX番号、メールアドレス、郵便番号も全角を半角に自動変換できます。

メールフォーム制作を依頼するとき、電話番号、FAX番号、メールアドレス、郵便番号など
半角の数字や英数記号にしたい項目は、全角→半角の自動変換処理をするよう、注文してください。


ちょっとしたことですが、これでお問い合わせする人に優しいメールフォームになります。

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