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1999.9.9

 広島市安佐動物公園 

----- 動物公園公開講座 -----


暑さは残っているが、秋の気配がする9月5日、動物公園公開講座を受講するため 広島市安佐動物公園へ行った。 テーマは「動物の体と暮らし」。 いつものようにパンダを追い掛け回すのでなく、 今回は腰を据えてじっくりと勉強してきた。

午前の講議では、脊椎動物の骨の仕組みを教えて頂いた。 脊椎動物のみんなは、頭骨、背骨、前足の骨、後足の骨で構成されている。 ライオンもオオサンショウウオも人間もみんな仲間であると教わった。

下から見上げると

午後からは園内見学で、実際の動物を見ながらの勉強である。 まずは「草を食べるためのしくみ」ということで、キリン舎へ。 飼育係の人から、胃袋が4つあること。 わたしたちの背と同じ高さにある足の中間部分の関節は、ひざではなく「かかと」であることなどを教わった。

そのあと、アミメキリンにドングリの葉を与えることになった。 キリンの首は長いので、めいっぱい手を延ばさないと届かない。 背伸びして、手を延ばしてなんとか口に近付けると、 キリンは舌を器用に使って葉っぱだけをちぎって食べてくれた。



アップだと怖い

次は、フタコブラクダを観察しながら「砂漠生活への適応」の話を聞いた。 コブの中に脂肪が貯蔵されてるので、長い間食べなくても平気なことはよく知られている。 その以外にも、砂への防御としての長いまつ毛、鼻の穴を閉じれること。 人間だと体の水分が10%失われると死亡するが、ラクダは30%失われても平気であることなど、 体の様々な部分が砂漠に適応するようになっていることを教わった。

ラクダの体に触らせてもらった。 毛の固い絨毯をみたいな感触である。 また、コブは脂肪なので柔らかく、強めに押すとブヨ〜ンと揺れた。



食事中だよ

「水中生活への適応」を勉強するため、ユーラシアカワウソを観察。 汗ばんでくるほど暑かったのだが、カワウソは気持ち良さそうに泳いでいる。 さらに、好物のドジョウまでもらっている。 ドジョウを捕まえるのは水中だが、さすがに食べるのは水の上である。 左の写真は、そのドジョウを食べているところである。



ハイッポーズ

最後に「肉を食べるためのしくみ」を教わるため、トラ舎へ向かった。 肉の食べ方は、ちぎって飲み込むだけである。 人間みたいに口の中でクチャクチャと噛んだりしないそうである。

続いてトラ舎の中を見学した。 普段トラがいるところに足を踏み入れたのだと思い、身震いがする。 安全のため、扉やカギはすべて2重、3重になっている。 それだけどう猛な動物ということをあらためて実感した。



だらけてる

休憩時間を利用して、レッサーパンダの様子を見に行くと...

冷房の効いている室内にも関わらず、へばってる。 しぱらく観察していたが、この状態のまま。



おいらは元気だよ

日本の夏はレッサ−パンダにとって過酷すぎるのか。 と、思ってたら元気に屋外を走り回っているレッサー君がいた。 隣の冷房の部屋と屋外を行ったり来たりと、忙しそうに移動してた。



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